なぜBCPは現場で使われなくなるのか?|BCPが現場で使われない理由4選
- yamamototate
- 2月11日
- 読了時間: 3分
BCPが現場で使われない理由 |

担当者が見落としがちな盲点
BCP(事業継続計画)を作成したにもかかわらず、「災害時に誰も見なかった」「結局、現場判断に任せるしかなかった」という声は少なくありません。
これは、BCPの内容が悪いからではなく“使われなくなる構造”が最初から組み込まれているケースが非常に多いためです。
本記事では、BCPが現場で使われない理由を、担当者が見落としがちな視点から整理します。
盲点① BCPは「判断を助ける道具」だという認識がない
多くのBCPは、「何をするか」が大量に書かれています。
しかし、実際の災害時に現場で求められるのは、
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といった “判断の指針” です。
BCPが単なる行動一覧になっている場合、現場ではこうなります。
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結果として、BCPは「後で確認する資料」になってしまうのです。
盲点② 「読む人」が想定されていない
BCPを作成するとき、「誰が、どの場面で、どこを見るのか」が明確になっていないケースは非常に多く見られます。
例えば、
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これらが混在していると、どの立場の人も“自分用ではない”と感じてしまいます。
特に医療・介護現場では、
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という特徴があるため、「自分が見るページが分からないBCP」は、ほぼ確実に使われません。
盲点③ 災害時の“時間感覚”が考慮されていない
BCPが現場で使われない最大の理由の一つが、災害時の時間感覚が抜け落ちていることです。

災害直後の現場では、
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にもかかわらず、
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こうしたBCPは、現実的に「開く余裕がない」 のです。
結果として、現場はBCPを使わず、経験や勘に頼った対応になってしまいます。
盲点④ 「使う練習」をしていない
BCPは、一度も使ったことがないものは、使えません。
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この状態では、災害時にBCPを思い出すことすら難しいでしょう。
訓練をしないBCPは、内容以前に “存在していないのと同じ” なのです。
BCPが使われる現場は何が違うのか |
BCPが実際に使われている現場には、共通した特徴があります。
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つまり、BCPを「読むもの」ではなく「使うもの」として設計しているという点が決定的に違います。
まとめ:BCPが使われないのは「現場のせい」ではない |
BCPが現場で使われなくなるのは、現場の意識や能力の問題ではありません。
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こうした設計上の問題が原因です。

次にBCPを見直すときは、「このBCPは、災害直後に本当に開かれるか?」という視点を持つことが重要になります。
次回予告
次の記事では、「書類上は完璧でも機能しないBCPの典型パターン」を具体例で解説します。
なぜ“よくできたBCP”ほど、現場で使われなくなるのか。その理由を、さらに掘り下げていきます。


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